お店でしか食べられない、と思ってしまうバーニャ・カウダは、実は家でも簡単に再現できます。今回は、食べやすく、親しまれる味を目指して私が開発したバーニャ・カウダのレシピを紹介します。
なお、材料は2人分、盛り付けの完成写真は1人分です。
材料と作り方
人参1本 きゅうり1本 じゃがいも1個 オリーブオイル40cc 生クリーム100cc ニンニク5グラム アンチョビ1缶
① 野菜を切っておきます
② 人参→ジャガイモの順番にゆで、野菜に火を通しておきます
③ 鍋のなかでアンチョビを細かく砕きます
④ ③に、オリーブオイルとニンニクを加えます
⑤ ④を、焦がさないように混ぜながら、弱火で4分間加熱します
⑥ ⑤に、生クリームを加えて、よく混ぜます
⑦ 完成です! 野菜をソースにつけながら食べてください
オイルサーディンで代用も
ここではアンチョビを使っていますが、
「アンチョビの缶詰、めちゃくちゃ高いんだけど……」
「周りに売っていない……」
という人は、オイルサーディンを使って作ることができます。
その場合、塩を5グラム~10グラム(お酒とあわせるときは多めに、お酒なしのときは少なめに)を、③の段階で加えてみてください。
私自身も、プライベートで楽しむときはこっちの作り方をしています。オイルサーディンとアンチョビだと、価格が2~3倍も違う、ということもよくありますからね!
なお、私などは、缶詰のなかに残っているオイルなども一緒に鍋のなかにいれちゃいます。
野菜はゆでなくてもOK
野菜ですが、人参はゆででもゆでなくてもOKです。また、ここでは、人参とじゃがいも、きゅうりを使っていますが、それ以外の野菜でも大丈夫です。パプリカやブロッコリーなどが定番ですが、意外にも、甘味のあるサツマイモやカボチャも相性がよく、おいしく食べることができます。
もし、チーズフォンジュ用の卓上コンロがあるのであれば、食卓の上で加熱し続けると、最後までおいしく食べることができます。
このレシピの場合、アンチョビはそれほど細かく刻んでいません。また、「野菜を食べきってもソースが余ってしまう」ということもあるでしょう。そのような場合、パスタに絡めて食べるとおいしく仕上がります。これで、「食べ残しのソースに困る」ということもありませんね!
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