ダイエットや便秘にいいと今話題のオイルおにぎりをいろいろなバージョンでつくってみました。お腹もちもいいし、美味しいので皆さんもためしてみてください。
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オイルおにぎりとは
オイルおにぎりとは、通常のおにぎりにオイル(油)を加えて作るものです。
作り方はとっても簡単。おにぎりをにぎるときに水のかわりにオイル(油)をつかってにぎればOKです。
オイルはサラダ油、オリーブオイル、ココナッツオイル、アマニ油などさまざまな油をお好みによって使います。
手がベタベタになりますので、サランラップでおにぎりを握るといいでしょう。
オイルおにぎりの効果
油を使うというと「なんとなく健康に悪そう」なイメージがありますが、油は本来人間にとってなくてはならないもの。細胞膜やホルモンをつくる材料になります。実は美容に欠かせない栄養素なのですよ。
それではオイルおにぎりの効果を具体的に紹介します。
糖質の吸収を緩やかにする
ごはんは炭水化物ですが、炭水化物は消化されると糖質に代わりエネルギーとして使われます。しかしエネルギーとして即、使われなかった糖質は脂肪になり体に蓄えられてしまいます。
オイルおにぎりではご飯にオイルがコーディングされるため吸収のスピードが緩やかになります。そのため徐々にエネルギーになってくれるので、その分エネルギーとして使われやすくなります。
また糖質は食後、血糖値を上昇させますが、吸収が緩やかになれば当然血糖値の上昇も緩やかになります。
満腹感がすごい
オイルおにぎりのいいところはその満腹感。一個食べればかなり腹持ちがします。
そのため無理なく摂取総カロリーを抑えることができるのです。
オイルおにぎりがダイエットに効果的といわれる所以ですが、食べ過ぎてしまっては当然いけません。ダイエット目的ならば1個~2個で満足すべきでしょう。
便秘に効果的
オイルは大腸で便を柔らかくします。便が固いと腸の蠕動運動で便の運搬がうまくいかなくなり便秘になります。
そのためオイルおにぎりに含まれているオイルが便を柔らかくして便秘を解消する効果があるといわれています。
オイルおにぎりで避けたほうがいい油
だたオイルおにぎりで避けたほうがいい油というものがあります。それはサラダ油です。
サラダ油はオメガ6系の油で細胞膜を固くする作用があります。
細胞膜を固くすることで外部からの刺激に対する防御機能を高めることができるのですが、その反面、取りすぎると血栓を作っていまったり、アレルギーを促進してしまったりします。
もちろんオメガ6系も体に必要な油ですが、現代では摂取する油の多くがオメガ6系であり、基本的に過剰摂取の傾向にあります。そのためオイルおにぎりでもオメガ6系のサラダ油は避けたほうがいいといえます。
おすすめしたい油
逆にオイルおにぎりにおすすめしたい油はオメガ3系の油になります。オメガ3系は血液の流れをよくしたり、アレルギーを改善する働きがあるといわれています。
またオメガ3系の油は熱に弱く、調理に向いていません。だから通常とりにくい油でもあります。
オイルおにぎりでは加熱せずそのまま油を使うのでオメガ3系の油を効率よく摂取することができます。
具体的には「アマニ油」や「えごま」などがあります。
注意点としてこれらの油は劣化しやすいため、製法にこだわったものを使いましょう。「低温圧搾」「一番搾り」と書いてあれば安心です。
また光にも弱いので箱に入って売っているものを選ぶといいでしょう。
最後に長期間の保存は厳禁。購入したら冷蔵庫保存で1月程度で消費することが理想です。
オイルおにぎりの作り方
油や具を変えて、いろいろなバリエーションのおにぎりを作ってみましたので、皆さんの参考にしてください。
エゴマおにぎり
独特の風味と香りを持つゴマ油は、炒め用の油として重宝します。
その香り高さを利用した「オイルおにぎり~ゴマ油×シラス」は、かぐわしい香りで食欲をそそる一品になっています。
アマニ油おにぎり
アマニオイルと貝柱のふりかけを使って作ったオイルおにぎりです。貝柱の旨味と、アマニオイルのコクのおかげで、大人がおいしく食べられる味わいになっています。
オリーブオイルおにぎり
オリーブオイルに、洋風の食材としても使えるツナコーンをかけあわせたものです。ツナはおにぎりの具の定番中の定番であり、マヨネーズともとても相性がよいものです。
唐辛子オリーブオイルおにぎり
トウガラシオリーブオイルと明太子、2つの「辛味」で食べる、とても刺激的な一品です。お酒のシメや、お弁当に使いやすいものであり、確かな味わいが特徴です。
ごま油おにぎり
おにぎりの具材として人気のシラスと、ごま油をかけあわせて作るのが「オイルおにぎり~ゴマ油×シラス」です。芳しいゴマ油の香りが食欲をそそるでしょう。
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