ブロリコとはブロッコリーに含まれる成分で、人間の免疫力を活性化させる作用があると最近発見された成分だそうです。
最近ブロリコの広告をよく目にしますね。
これです。免疫力を活性化させる成分ということで、ちょっと気になりましたので実際、資料請求してみました。
資料請求の手続き
上記の画面にいきますので資料請求はこちらをクリック!
個人情報を入力して終わりです。
あとで小冊子が届くのかな?とおもいましたが、メールで送られてきました。
上記の2通ですね。
資料請求したのは3か月前で、いろいろ勧誘の電話など来るのかなと思っていましたが、この2通と一度ブロリコのサプリのパンフレットが届いたくらいでした。
資料はPDF形式で添付されています。ではこの添付資料の要約を紹介します。
ブロリコとはなにか?
ブロリコとはイマジン・グローバル・ケアが東京大学との共同研究でカイコをつかった特定の物質が免疫力を活性化させるかどうか測定する方法を発見しました。
カイコに免疫力を活性化させる物質を注入すると、カイコの免疫細胞に免疫力活性化物質が結合し、活性酸素が発生しカイコの筋肉が麻痺し収縮します。このカイコの筋肉の収縮度合いによって免疫力活性の程度を測ることができるというわけです。
そこでさまざまな成分を調査したところ、ブロッコリーに含まれるブロリコが高い自然免疫力活性化作用があるということがわかりました。
自然免疫力と獲得免疫力
人間の免疫力には自然免疫と獲得免疫があります。自然免疫とは体内に侵入した異物に対して相手を特定せずに排除するシステムです。マクロファージやNK細胞などがあります。
この自然免疫が強いと病気一般にかかりにくくなります。たとえばこの自然免疫力が強い人はガンにかかりづらいということが埼玉県立がんセンターの研究でわかっています。
それに対して獲得免疫は一度体内に侵入した病原菌の特徴を免疫細胞が覚えて、再度侵入した際に撃退する能力のことです。キラーT細胞やTh1細胞などがあります。インフルエンザの予防注射などはこの獲得免疫を利用した予防方法になります。
ブロリコは上記2つの内、自然免疫を活性化させる物質です。ブロリコは主に自然免疫細胞であるNK細胞や好中球を活性化させます。他の免疫力活性化させる成分などと比べてブロリコは一番、この免疫力活性作用が強かったということです。
たとえば免疫活性効果があるといわれるメカブフコイダンの約60倍、DHAの70倍以上、アマゾンのスーパーフルーツといわれるアサイーの約240倍、プロポリスにおいては1000倍以上もの活性を示しました。
人間での臨床試験の結果
ブロリコを使った臨床試験が2011年に行われました。その結果は以下の通りです。
Lancetという世界で権威のある医学雑誌に掲載された埼玉県立がんセンターの研究では、NK細胞の活性について、男性では、42%以下を低活性群、43~58%を中活性群、58%超を高活性群、女性では、34%以下を低活性群、35~51%を中活性群、51%超を高活性群と分けております。
ブロリコ資料より
参加した方の体感では以下の声があったようです。
5名が胃炎改善、脂漏性湿疹改善、歯ぐき出血改善、体のだるさの改善、目の疲れが軽減、寝起きが良くなった、花粉症が楽になったなど、体調が良くなったという体感が伝えられました。また、3名の女性が、ニキビが治ったり、肌のつやが良くなったなど、皮膚の状態が改善したという声がありました。精神的ストレスが軽減されたという人も2名いました。
ブロッコリーを食べるだけではだめ?
ただしブロッコリーをそのまま食べても、あまり効果がないようです。ブロッコリーを食べた人を調査した結果、免疫力活性の事実を確認できませんでした。ブロッコリーを食べただけではブロリコが吸収されず体外に排出されていると考えられています。
ブロリコの効果を得たいのならば、特殊に抽出したブロリコをサプリメントでとるのが一番だそうです。
過剰な期待は禁物
ただし、ブロリコに対して過剰な期待は禁物だと思います。ブロリコ自体かなり新しい成分のようで検索してもブロリコの公式サイトか、それを書き直したサイトがほとんどで、他の信頼できる研究機関のデータを見つけることができませんでした。
つまり、まだ学問的に研究が成熟していない研究結果である可能性が高いということです。ただし、試しに飲んでみて様子を見るか程度で試すのならば問題ないと思います。
サプリメント自体それほど高いものではありませんし、実際飲んでみて体感があれば続ければいいし、なければやめればいいだけの話ですから。
ちなみにサプリメントは資料請求をするとブロリコの資料と一緒に案内がメールで届きます。興味がある方は資料請求してみてください。資料請求は無料です。
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