乳酸菌の効果
腸内細菌を大まかに分けると、善玉菌・悪玉菌・日和見菌の3種類になります。
その中で、善玉菌は、体によい影響を与えている細菌で、乳酸を生み出すことから乳酸菌と呼ばれています。悪玉菌は、たんぱく質などを腐敗させて、腸内に発がん物質などを発生させる悪い菌です。
日和見菌とは、日ごろはおとなしいのですが、体力が下がるときに体に悪さをする菌のことを言います。
乳酸菌が体に良い働きをすると言うことが分かったのは、ロシアの生物学者メチニコフ博士の研究結果によるものです。博士は、ブルガリア地方の方々の長寿の理由は、ブルガリア菌によるヨーグルトを常食することによって腸内環境が変わり、腸内細菌による自家中毒を防ぎ、結果として長寿に至ると確信しました。
また、乳酸菌の影響が腸内の環境をバランスよく整え、整腸作用があると発表し、乳酸菌による不老長寿説を唱えましたことでも有名です。
現在はさらにその研究が進み、乳酸菌がもたらす効果として、
便秘や下痢などの改善・整腸作用、免疫を高める作用や発がん物質を抑制する作用、悪玉コレステロールを抑制する作用、生体の恒常性を整える作用があるとして認知されています。
乳酸菌の働きを高めるためには、乳酸菌の餌になるオリゴ糖や食物繊維を採る必要もあります。なぜなら、消化酵素や胃酸の働きでほとんどの乳酸菌は死滅してしまうからです。
ですから、腸内にいる善玉菌を活性化することもとても重要だということですね。
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