サーモフィラス菌
サーモフィラス菌はストレプトコッカス属の一種の球菌で、特に腸内細菌のバランスを整える役割があります。よって便秘や下痢の改善などに効果的です。また腸内環境改善に関連して、美肌効果があると言われています。
そして国際規格でサーモフィラス菌はヨーグルトやチーズを作る際に元菌(スターター)としてブルガリア菌とともに認定されています。
ブルガリア菌と相性がよく同時に用いることでより多くの乳酸を生成できる特徴がありますので、ヨーグルトを作る際、サーモフィラス菌とブルガリア菌は昔から同時に用いられてきました。
サーモフィラス菌はブルガリア菌生育に必要なギ酸をつくり、ブルガリア菌はサーモフィラス菌生育に必要なアミノ酸やペプチドを作ります。このようにお互いが助け合って増殖しますので、より多くの乳酸を作ることができ、短期間で美味しいヨーグルトを生成することができます。
日本でもなじみが深く、このサーモフィラス菌は「「明治ブルガリアヨーグルト」の原料になっています。
上記「明治ブルガリアヨーグルト」は特定健康用食品の認可を受けていて「LB81乳酸菌(注1)の働きにより、腸内細菌のバランスを整えて、おなかの調子を良好に保ちます。」との表示が国から認められています。
(注1)
LB81乳酸菌=サーモフィラス菌の一種
サーモフィラス菌 コラム
お通じの調子が良いと快適に過ごせます。女性は便秘気味だとお肌の調子もいまいちで、少なからず影響があるものです。やはり、腸を整えておく事は健康にも美容にも大切だと理解ができます。
ですから、積極的に腸に良い食品をとりたいものです。そこで腸と言えば、ヨーグルトが浮かびます。ヨーグルトにはビフィズスが有名ですが、サーモフィラスという、美味しいヨーグルトを作るには無くてはならない菌があるのです。
発酵には欠かせない乳酸菌種なのですが、ヨーグルトを作る最初の段階で、サーモフィラスやブルガリアの菌を入れると風味や食感をよくしてくれるのです。これらの乳酸菌種は普段、私達が食しているヨーグルトに馴染みのあるものなのです。
乳酸菌種ってとても賢いものです。サーモフィラスが食感を良くしてくれるとは意外なことです。私たちが美味しくヨーグルトを食べられるのは、このような菌のおかげです。
しかし、毎日ヨーグルトを食べるとなると、ついうっかり忘れてしまう事があります。また、効果的に毎朝、お通じがでると良いと思ったことはありませんか。そのような時は、サプリを試してみると便利です。カロリーも少なく済みます。
忙しくてもサプリなので、水で飲むだけなので楽でもあります。研究開発がされていますので、品質も良く、口に入れても安全なものです。是非、自分に合ったサプリを上手に取り入れて健康管理にお役立て下さい。
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サーモフィラス菌(thermophilus)〜乳酸菌の種類関連ページ
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